航空写真の用途と2つの撮影方法とは?


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航空写真とは

空撮した川沿いの都市

航空写真とは、航空機(飛行機・ヘリコプター等)やドローン、パラグライダー、気球、ラジコンヘリから地上または水上にある対象物を撮影した写真です。

日常の見慣れた地上の風景とは異なる視点から空撮された写真をパンフレットや広告に使用することにより、 プロモーション効果を高めることができ、売り上げアップにもつながります。

航空写真の用途

田畑を撮影した航空写真

広告だけでなく、都市開発の資料などにも使用することができます。
過去の航空写真画像と重ねて変化を見比べることで経年変化の把握や出店候補地の選定などにも活用が可能です。
他にも、土木建築等の工事進捗管理撮影や災害現場撮影、新築記念写真など例を挙げればきりがありません。
普段見る人間の目線とは違う別の角度から撮影される空撮の用途は無限大といえます。

・パンフレットやカタログ(会社概要・不動産広告等)
・記念品(人文字・結婚写真・卒業アルバム等)
・調査企画(都市開発・出店計画・文化財調査・災害調査)

航空写真の2つの撮影方法

斜めから空撮した住宅地

① 斜めからの撮影
飛行機やヘリコプターの取り付けられた写真窓を通して、地上の被写体を斜めから空撮します。
地上からの撮影では障害物の影響や撮影範囲狭いなどの理由で上手く撮影できない場合、斜め航空写真撮影を用いることで、 下記のようなメリットがあります。

"

  • 障害物の影響を受けにくい
  • 撮影範囲の調整が可能
  • 鳥瞰できるので、被写体と周囲の位置関係が把握しやすい
" 通常の飛行時はこの窓は閉まっていますが、空撮時にこの窓を取り外して、そこからレンズを出して空撮を行います。
空撮の際、空撮ポイントにパイロットが飛行機をもっていき、カメラマンがファインダーを覗きながら飛行機を誘導します。
そのため、斜め航空写真はパイロットとカメラマンの絶妙なコンビネーションが必要とされます。

② 垂直からの撮影
垂直から撮影した航空写真

航空写真撮影専用の大型カメラを真下に向けた状態で飛行機に搭載し、機体の真下から被写体を垂直に空撮します。
この撮影方法で空撮された写真は、地図だけでは把握できない地域の実勢情報を垂直航空写真によって、 より正確に把握することができます。

  • 災害発生や防災関連などの用途
  • 測量関連の用途
  • 地図作製関連の用途
また近年は、GIS(地理情報システムGeographic Information System)関連でも航空写真が利用されています。
今後、国土空間データ基盤の整備が始まり、GIS用途として航空写真の利用がさらに期待されるでしょう。